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時代の流れとともにコミュニケーションの取り方も変わってきました

マンスリーコラム「経営に一言」2018.05.01

 青葉の候、皆様におかれましては、益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。
 新年度が始まり、診療・介護報酬改定から早1ヵ月が経過しました。今回は同時改定ということもあり、届出変更や施設基準の見直しなどで、例年以上に医療・介護施設はご多忙を極めた1ヵ月だったかと思います。
 加えて、4月に新入職員を迎え新体制の元、新たなスタートを切ったところもあるでしょう。新卒職員は、まだ右も左も分からない状態で右往左往している姿が目に浮かびます。経験は年数を経ることで自ずと積まれていくものですが、新卒は人生で一度きりの経験です。その経験を自法人で積んでくれることに感謝し、将来を担う可能性を秘めている若手をどうか大切に育ててください。
 今月はゴールデンウイークもありますが、この時期課題となってくるのは、職員の定着です。連休明けは仕事に対する意欲や気持ちがいつも以上に緩みがちとなってしまいます。よって、注意力が散漫となり、ミスが起きやすくなる可能性も高くなります。気を引き締めるために厳しい口調になってしまうこともあるかもしれませんが、意欲が低下しているところに加え、注意されるような出来事が重なってしまった場合、離職への引き金となる懸念もあります。そこで注意して頂きたい点が「伝え方」です。注意される本人に非があったとしても、伝え方には注意が必要です。社会人として成長して欲しいために必要なことを助言・指導しても、捉え方によってはパワハラとの認識に変わってしまう恐れがあります。
 昔は職場で注意し、部下が精神的に落ち込んでいる姿を見た時、飲みに誘ってフォローしていた方もいらっしゃると思います。コミュニケーションを図るために、“飲みニケーション”と称した飲み会を開催し、職場以外で交流することで関係性を深める企業も多くありました。しかし、時代の風潮や流れとともに考え方も変わり、飲み会を開催したところでコミュニケーション力が高まるわけではないとの意見も出てきました。“飲みニケーション”=死語だと捉えている人も少なくないようです。従って、段々と昔よりコミュニケーションを取ること自体が難しくなってきているように感じます。そのため、日頃からの接し方がより重要となってきます。
 伝え方一つで相手の受け取り方は大きく変わります。自分にとっては何気ない一言が、相手にとって傷つける一言となりかねませんので、言動には十分注意しながら指導することが求められます。時代の移り変わりとともに、教育方法も見直しが必要です。一人でも多くの新卒者が長く自法人で勤務できるような環境作りを意識して下さい。
 末筆ではございますが、向暑の折、どうぞお健やかにお過ごしください。